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AQBインプラントシステム

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 WEB検索をしていたら1ピースインプラントの比較があり、「AQBは、被せ物との連結部分への清掃性があまり有利でないために、歯周病への予防がしづらくなります・・・・(引用)』とありました。どうなんでしょうか。 (長野県HI)
 

 
 結論から言えば、1ピースだから清掃性が悪いということはありません。清掃性は、マージン設定において歯肉の立ち上がりをどこに置くかが関与しています。 歯肉縁下ギリギリでマージン設定ができる1ピースは、歯周ポケットの深さがない分、逆に清掃性の面では優れているといえるのです。 2ピースは審美的な面を考慮し、歯肉縁下から立ち上げるのが通常ですが、この場合歯周ポケットは深めになりますから、清掃性が課題になることが多いですね。
 2ピースを用いた場合、通常フィクスチャーとアバットメントの接合部は歯槽骨の上にあります。 何らかの理由で経年経過後アバットメントをはずしてみると、つなぎ目に歯肉が入り込んでいることがあります。 これはどのメーカーの2ピースインプラントでも一つの課題となっているマイクロギャップよるものです。 1ピースインプラントは一体型で繋ぎ目がなく、マイクロギャップが存在しません。ですからこの点でも1ピースに軍配があがると言えるでしょう。
 実際、上顎無歯顎の患者さんに、右側を2ピースを埋入、インテグレーション確立後に左側に1ピースインプラントを植立し、支台歯形成を行い同じマージンライン上にフルブリッジを載せた症例では、経年経過後に上部構造をはずしてみたところ、2ピースを埋入した右側よりも、1ピースを植立した左側は歯肉ラインがきれいに形成させていました。 このことからも、機能性を優先できる臼歯部などにおいては術後管理の観点から考えても、1ピースを選択するのが有効でしょう。
 インプラント治療では、術後しばらくして歯槽骨が若干退化し、歯肉ラインも下がる傾向にありますが、AQBは優れた骨伝導能によりしっかり骨形成されるので、歯肉ラインの退化が少ないインプラントだと、臨床上感じています。 HAの歯槽骨への埋入に注意すれば、術後管理がしやすいインプラントだと思いますよ。
 インプラント治療における感染を考えるとき、経年経過後においては歯肉のマージン設定もさることながら、多くは咬合力の負荷に課題があると私は考えています。 インプラントは、天然歯が長軸方向に30μm変異するのに対し5μmしか変異しない点、側方力に弱い点などに特性があり、その特性と個々の症例における歯槽骨の強さなどの特徴を加味した適正な咬合負荷を与えることが重要です。 そうすることが術後に感染やオーバーロードによる骨吸収を引き起こさないための最大の防御策でしょう。
 インプラントの咬合については残念ながら、どのインプラントシステムでも現段階において、明確な方程式ができていないのが現状ですが、AQBインプラントシステムでは、DSA(デンタルスーパーストラクチャー研究会・15P参照)が中心となって応力解析を進めています。 この解析が進めば、インプラント治療における長期予後を保証する大きな布石になると考えます(談)。


 
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