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-2年で150本植立 秋田県能代市・医療法人能代歯科医療会 鈴木先生に聞く-

 「インプラントを導入しても患者さんがいるだろうか?」というドクターのお悩みを聞くことがあります。
 地域によって、所得水準格差、インプラント治療への認識度など諸条件が違うのは事実。でも本当に患者さんはいないのでしょうか?
 今回は、地域医療に取り組みながらインプラント治療の機会を着実に増やしている秋田県能代市の医療法人能代歯科医療会・鈴木洋一先生の取り組みをご紹介します。

AQBを戦力に、高齢化時代の歯科医療に邁進
秋田県能代市 医療法人能代歯科医療会 理事長 鈴木洋一先生

■患者さんはいないのではない、認識があるかないかです。

鈴木先生
 秋田県能代市。秋田空港、大館能代空港から1時間、人口6万強の県内の中核都市です。能代は高齢者比率が非常に高い地域。高齢者の健康維持、適切な医療提供が直近の大きな課題です。
 「長年、能代の歯科医療に携り、人間にとって咬合することがいかに重要か、実感しています。“ねかせきり”のお年寄りに入歯を装着して咬合力を回復し2ヵ月後に歩行可能になった例をいくつも経験しました。物を噛み、だ液を分泌し脳細胞神経を活性化することが、内臓疾患の予防、ひいては医療費の削減にもなると行政においても注目されていますし、何より、ある程度歯ごたえのあるものを美味しくいただくことが、年を重ねてもなおイキイキと生活するために、重要なことなのです」

11の治療台がある院内
 県内に8軒、東京・代官山で1軒の歯科医院を経営される能代歯科医療会・鈴木洋一先生のAQB導入は2年前です。
 「咬合力の重要性はわかった。ただ、従来の治療法である入歯は経年経過として落ち着きが悪く、義歯は隣在歯を傷つける。そこで評判を聞いていたAQBインプラントを導入し、上手く治療に役立てようと考えたのです。所得水準が高くないこの地域にユーザーがいるか危惧もしましたが、安価な設定を行い患者さんに、どの治療をすればどんな結果が得られるか、きちんと説明し選択していただいた結果、これまで150本植立しています。患者さんはいないのではなく、認識がないだけなのだと思いましたね」
 先生は、その認識を持ってもらおうと、個々の治療法の特長をまとめたファイルを用意しています。ここでお見せできないのが残念ですが、日常生活における咬合力の重要性、インプラント治療で回復できる機能、これまでの臨床例など、分かりやすく豊富な内容。患者さんのことを考えインフォームドコンセントに力点を置く先生の姿勢に、患者さんが納得して治療を選択しているということなのでしょう。


能代市のバス待合い室で見つけた看板と能代往診車。歯科医、歯科衛生士、介護担当がチームを組み依頼をうけた患者さんの元へ走ります
■医院に出向けない方のために専用ワゴンを設置
 さて、鈴木歯科医院さんにお伺いした際、医院の前にユニークなワゴンを見つけました。
 「お体が不自由で外出が困難な方のために設けた診療車です。現在2台設置、依頼を受けて往診チームが治療器具一式を積んで出動、患者さんのところで治療を行います」
 鈴木洋一先生は、地域の歯科医療におけるリーダーとしてご活躍されています。そもそもこの往診車の設置も、先生が県議をお務めの時の経験が元になったとか。
 「行ったことのなかった地域にも遊説でお願いに行きました。おばあちゃんが道ばたに座し手をふってくれるのですが、ニッと笑った口の中に歯がなかったんですよ。聞けば、心臓が悪い、体調が悪いといえば、家族は仕事を休んでも病院につれていってくれる。でも歯はそうはいかないと言うんですね。確かに歯について一般的に緊急性の認識が低いし、さりとて高齢者が一人で治療に行こうにも足になる路線バスは一日朝夕の2本、しかもステップを上がるのも困難・・・そこで往診車を用意し治療に行こうと思い付いたのです」

■AQBを活用して地域医療に取り組む

医療法人能代歯科医療会のひとつ、鈴木歯科医院のスタッフの方々
 先生は治療の合間をぬって、依頼を受け歯科医療の重要性、口腔ケアの大切さのご講演活動を各地で続けていらっしゃいます。
 「“そんなにケアに力を入れたら患者さんがいなくなって先生困るんじゃないの?”と心配されたこともあります(笑)。でも現状は、潜在患者の治療に、全国の歯科医全員で寝ないで治療にあたっても20年はかかるほどです。それほどまだ口腔内への認識は低いのです。
 今後も、咀嚼力維持・回復を図り健康に生活していただくのためにAQBを戦力の一つとして活用し、地域の歯科医療に取り組んでいきたいと考えています」
 鈴木先生は、今後とも歯科医療に邁進して行きたいと語ってくださいました。
 熱心に歯科医療に取り組む鈴木先生の背中を見ながら、婦長さん(写真前列中央)を中心に、団結力とチームワークを持って、先生のサポートにあたっています。



 
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