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AQBインプラントシステム

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■ IAI研究会
■第3回 癌治療への再生医療応用研究会
日本癌治療学会サブセッションにおいてAQBの優位性を発表


ティッシュ・エンジニアリング分野における権威,高戸毅・東京大学大学院医学系研究科感覚・運動機能医学講座口腔外科学分野 教授/同医学部附属病院ティッシュ・エンジニアリング部部長と津山泰彦先生
 昨年10月19日(木)、第44回癌治療学会総会(会長:赤座英之・筑波大学大学院腎泌尿器科学男性機能科学教授)が東京新宿の京王プラザホテルで開催され、サブセッションにおいて、津山泰彦先生(IAI研究会理事/三井記念病院歯科・歯科口腔外科部長)がAQBを用いた臨床例を発表されました。

 津山先生の今回のご発表は、第44回癌治療学会総会の分科会「第3回 癌治療への再生医療応用研究会」(会長:高戸毅・東京大学大学院医学系研究科教授)にて行われたものです。
津山先生は、「歯槽骨吸収の症例において、骨誘導に優れたAQBインプラントを用いればスペースメーキングだけで歯槽骨再生が可能である」と再生医療分野でのAQBの優位性を強調、参加された先生の関心と注目を集めていました。ここでご発表の概要をお伝えします。

〜再生医療分野におけるAQBの有用性〜
 ●欠損補綴治療における外科的侵襲の増大や、感染症の回避を模索

『AQBインプラントを用いた歯槽骨再生』
IAI研究会理事・三井記念病院歯科・歯科口腔外科部長 津山泰彦先生

 欠損補綴治療において、インプラント治療は予知性の高い治療法として認知されている。しかし、歯槽骨吸収が著しい症例へのインプラント治療には、様々な骨造成が必要とされ自家骨や人工骨を用いた歯槽骨造成や歯槽骨延長などが行われているが、手術侵襲の増大、感染症、治療期間の延長など様々な問題を抱えているのが現状である。今後それらの克服がインプラント治療にとって重要な課題と思われる。

本治療におけるポイント
1) インプラント植立部以外には外科的侵襲を加えない。骨移植、血小板血漿、人工骨移植は行なわない。
2) 治療期間の短縮を図る。最初の手術の時にインプラントを植立する。
3) 本来持っている再生能力を高める。ハイドロキシアパタイトによる骨誘導、スペースメイキングなどの環境を整える。
 私の本治療におけるポイントは、右表の3点である。今回の発表は、AQBインプラントを用いて骨移植や歯槽骨延長をせずに、歯槽骨の再生治療を行ったもので概要を報告した。

 AQBは、結晶体の密度が高く純度も高いことが特長であり、三井記念病院におけるAQBインプラント症例では、最長18年を経過した臨床例においても、歯槽骨の状態は変わらず、逆に密になっていることが分かっている。そこで、上顎臼歯部の骨吸収症例において、サイナスリフトと同時にAQBインプラント1ピースを植立し、自家骨移植や人工骨移植を行わず、治療を行った症例を報告した。6例に施行し、全例、予後良好で、すべて植立後4ヵ月以内で咬合を開始した。GBR症例においてもAQBインプラント2ピースを埋入し、自家骨移植や人工骨移植は行わず、チタン入り非吸収性膜を用いたスペースメーキングを行った。その結果、4ヵ月後には歯槽骨の再生を確認した。

 サイナスリフト、GBR症例ともに骨欠損の状態にかかわらず移植を必要としない可能性が示唆され、今後も症例の経過観察を続ける予定である。 (一部抜粋)

AQBを用いて歯槽骨再生を図った症例
サイナスリフト症例


術前

術直後

術後4ヵ月
GBR症例


術前

術直後

膜除去直後

高戸毅先生
東京大学大学院医学系研究科 感覚・運動機能医学講座 口腔外科学分野 教授
同医学部附属病院 テッシュ・エンジニアリング部 部長

津山泰彦先生ご経歴
平成3年3月 九州大学歯学部卒業
平成3年6月 東京大学医学部附属病院歯科口腔外科に入局
平成5年6月 三井記念病院歯科口腔外科医局員
平成10年4月 東京大学医学部附属病院顎口腔外科・歯科口腔外科助手
平成13年4月 近畿大学医学部附属病院形成外科病院講師
平成14年4月 現職

津山先生はAQBインプラント研修会の講師もお務めです。詳細については研修会日程表をご覧ください。 (※日程の都合上、津山先生ご担当の研修会がない場合もございます。ご了承ください。)

日本癌治療学会・・・ “癌の臨床を主体とした民主的に運営する学会を設立し、癌の撲滅を図るために合理的かつ効果的な成果を上げるように”との目的で1963年(昭和38年)に発足。事務局は京都市左京区、理事長門田守人先生、会員数約1万5000名。医科分野において権威ある学会。



 
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